データ・キャリアの分類

データキャリア

データキャリアには以下のような分類が可能である。それぞれの組み合わせにより多種多様なデータキャリアが実現する。

■データ書込の可否

データキャリア内のデータを読み取ることだけが可能なリードオンリー型と、データの読み取り・書き込みを行うリードライト型がある。リードオンリー型は書かれている番号によって個体識別を行うIDとして利用されるのに対し、リードライト型は必要に応じてデータの更新を行う、まさしく「データキャリア」として使われる。なお、一度だけ書き込みが可能なOTP(One Time Programable)と呼ばれるリードオンリー型も存在する。

■電源

リーダ・リーダライタからの電源供給によって回路が動作する無電池型と、内蔵された電源によって動作する電池内蔵型がある。電池内蔵型の電源は動作のための電源の他、内蔵しているメモリの保持のために使われる場合もある。

■通信距離

電波を用いて通信を行うといっても、その交信距離はさまざまである。電気的には接続されていなくてもリーダ・リーダライタに物理的には接続するものから数mといった距離で交信するものもある。前者が近接型・後者が遠隔型と呼ばれていたが、ここ最近の非接触ICカードの分類では新しい用語が使われるようになっている。これに習うと、交信距離数mmのものを密着型、それ以外をリモート型と呼び、リモート型の中で20cm程度までを近接型、1m程度までを近傍型と呼ぶ。

■形状

一般的な形状としてカード型があげられるが、各種目的に合せて箱型や円筒型、円板型などが用意されている。その他にも特殊な形状も存在している。

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