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通信速度

データキャリア

一般的にいってマイクロ波を使ったシステムが高速通信が可能で、短波帯のものがそれに続き、中波帯のものが低速通信ということになる。従って中波帯のものは、データ量の多くないID認識型の方が好ましいことになる。

特に書き込みに要する時間は重要である。RFIDの場合、データキャリアもしくはリーダ・リーダライタが移動している可能性があるため、書き込みに失敗する可能性が大きいためである。

移動する媒体に書き込みを行える時間とデータ量は、単に通信速度だけでは決まらない。データキャリアがリーダ・リーダライタの交信可能範囲にとどまっている時間から書き込みのための処理時間を引いて、通信速度で割ることで書き込みできる最大のデータ量が求められる。交信距離が短かったり、指向性が強いシステムであれば、移動するデータキャリアに書き込みできるデータ量は非常に小さいものとなる。こういう場合は書き込みは移動を止めて行う必要がある。