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リーダ・リーダライタの構成

データキャリア

データキャリアのさまざまな種類について分類を行ってきたが、次にそれらと交信を行う機器について確認してみたい。 リーダ・リーダライタはデータキャリアと交信を行うアンテナ部と信号を増幅するアナログ部と信号をデコードするデジタル部とで構成される。これらに電源やシーケンサやコントローラ、表示機などが組み合わされ製品となる。下記は一例である。

 

据置型例

■据置型

アンテナ・アナログ・デジタル部に加え電源等を内蔵し、コントローラやシーケンサとデータを送受信する。固定されて利用される。データキャリアが接近してくることが前提である。アンテナのみ別付けになっているものや電源が別途に用意されているものもある。

【据置型例】

 

壁付型例

■壁付型

アンテナ・アナログ・デジタル部が一体化しており、電源は別途に用意される。壁面等に固定されて利用される。据置型同様、データキャリアが接近してくることが前提である。

 

【壁付型例】

 

可搬型例

■可搬型

アンテナ・アナログ・デジタル部が一体化しており、電源は別途に用意される。ハンディ型等リーダ・リーダライタが移動することが前提にして作られている機種で、データキャリアが近づいてくるのではなく、データキャリアに近づけて交信を行うためのものである。

【可搬型例】